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【Streamlit】set_page_config の使い方

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st.set_page_config は、Streamlit アプリのページ設定を行うための関数です。

アプリのタイトル、レイアウト、アイコン、初期のサイドバーの状態などを設定できます。

通常、アプリの冒頭で一度だけ実行します。

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基本的な使い方

以下のコードを Streamlit スクリプトの最初に記述することで、ページ設定を行えます。

import streamlit as st

st.set_page_config(
    page_title="My Streamlit App",  # タイトル
    page_icon="🚀",  # ファビコン
    layout="wide",  # レイアウト("centered" または "wide")
    initial_sidebar_state="expanded"  # サイドバーの初期状態("auto", "expanded", "collapsed")
)
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各オプションの詳細

page_title

  • ウィンドウやブラウザのタブに表示されるタイトルを指定します。
  • 例: page_title="データ分析アプリ"

page_icon

  • アプリのアイコンを設定します。
  • 絵文字(例: "🚀")や画像ファイル(例: "favicon.png")が指定できます。

layout

  • アプリのレイアウトを指定します。
    • "centered"(デフォルト): コンテンツが中央寄せで表示される。
    • "wide": 画面全体に広がる。
  • 例: layout="wide"

initial_sidebar_state

  • サイドバーの初期状態を指定します。
    • "auto": ユーザーの前回の状態を記憶。
    • "expanded": サイドバーを開いた状態で開始。
    • "collapsed": サイドバーを閉じた状態で開始。
  • 例: initial_sidebar_state="expanded"

実用例

import streamlit as st

st.set_page_config(
    page_title="データ可視化アプリ",
    page_icon="📊",
    layout="wide",
    initial_sidebar_state="expanded"
)

st.title("データ可視化アプリ")
st.write("このアプリでは、データをインタラクティブに可視化できます。")

上記のコードを実行すると以下のような画面が表示されます。

注意点

  • st.set_page_configスクリプトの最初 に実行する必要があります。
    途中で実行するとエラーが発生します。
  • 一度設定すると、変更はできません。

誤って複数回実行してしまい、以下のようなメッセージが出力されたことがありました。

StreamlitSetPageConfigMustBeFirstCommandError: set_page_config() can only be called once per app page, and must be called as the first Streamlit command in your script.

まとめ

set_page_config を使うことで、Streamlit アプリの 見た目や操作性を向上 させることができます。

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