OpenAIは年に一度、開発者向けの大型カンファレンス「DevDay」を開催しています。2026年のDevDayは2026年9月29日(火)、米サンフランシスコのフォートメイソンで開催されることが公式に確定しています。現地参加チケットの申し込みはすでに締め切られていますが、オープニングキーノートは無料でライブ配信され、誰でも視聴登録が可能です。さらに今年は初めて、東京を含む世界8都市でサテライトイベント「DevDay Exchange」が開催される点も大きな変化です。この記事では、開催日程や視聴方法、東京イベントの詳細、そして過去3回のDevDayで実際に何が発表されてきたかを踏まえた2026年の予想を、OpenAI公式情報と海外メディアの報道にもとづいて整理します。
OpenAI DevDay 2026の基本情報
まずは日程・会場など基本情報を一次情報(OpenAI公式イベントページ)から整理します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年9月29日(火)※太平洋時間 |
| 会場 | フォートメイソン(Fort Mason/米サンフランシスコ) |
| 現地参加チケット | 650ドル、申し込みは既に終了(応募制・抽選あり) |
| キーノート出演 | サム・アルトマン氏(CEO)ほかOpenAIチーム |
| 無料視聴 | オープニングキーノートは無料ライブ配信、誰でも視聴登録可能 |
| サテライトイベント | 世界8都市で「DevDay Exchange」を初開催(東京を含む) |
現地参加の申し込みは2026年7月10日に締め切られており、招待の有無は7月下旬までにメールで通知され、招待された場合は14日以内に650ドルで登録する必要がありました。すでにこの一次募集は終了しているため、これから現地参加したいと考えている方は、当日枠の販売は行われない点に注意が必要です。
当日のタイムテーブル(太平洋時間)
OpenAI公式サイトに掲載されている9月29日当日のスケジュールは次の通りです。太平洋時間はサマータイム期間中で日本より16時間遅れのため、朝10時のキーノートは日本時間の翌日午前2時ごろに相当します。
| 太平洋時間 | 内容 |
|---|---|
| 8:00 | 朝食(現地参加者向け) |
| 10:00 | オープニングキーノート(サム・アルトマン氏ほか) |
| 11:15〜15:30 | ブレイクアウトセッション・プログラミング |
| 11:30 | ランチ |
| 16:00 | クロージングセッション |
| 16:45〜19:00 | レセプション |
キーノート以外のセッションについては、後日録画がOpenAI公式サイトで公開される予定です。日本から視聴する場合、リアルタイムでの視聴は深夜になるため、録画公開を待つという選択も現実的です。
無料でキーノートを視聴する方法
現地参加できない場合でも、オープニングキーノートはOpenAI公式サイト(devday.openai.com)から誰でも無料で視聴登録できます。登録するとイベント開始前にリマインドメールが届く仕組みです。登録にはメールアドレスの入力のみが必要で、参加費や事前審査はありません。ブレイクアウトセッションなど一部のプログラムはキーノート後にOpenAI公式サイトで録画が順次公開されるとアナウンスされています。
世界8都市で初開催の「DevDay Exchange」、東京は10月20日
2026年のDevDayでは、サンフランシスコ本体に加えて、初めて世界8都市でサテライトイベント「DevDay Exchange」が開催されます。対象都市はベンガルール、東京、ソウル、パリ、ベルリン、ロンドン、サンパウロ、メキシコシティです。日本語メディアの報道によると、東京開催は2026年10月20日(火)14時開始で、ベンガルールに続く2番目の都市として実施されます。
| 都市 | 位置づけ |
|---|---|
| サンフランシスコ(本体) | 9月29日、キーノート・技術セッション |
| ベンガルール | DevDay Exchange 第1都市 |
| 東京 | DevDay Exchange 第2都市(10月20日開催) |
| ソウル・パリ・ベルリン・ロンドン・サンパウロ・メキシコシティ | 順次開催予定 |
DevDay Exchange東京の参加応募は2026年9月4日に締め切られており、抽選制で参加者が決定される見込みです。会場の詳細は当選者に個別通知される形式のため、この記事の時点では非公開です。内容としては、OpenAIの製品開発チームによる技術セッションや、Codexを活用した開発事例の紹介、ハンズオン形式のサポートなどが予定されているとされています。応募自体は締め切られていますが、今後同様のイベントが定期開催される可能性があるため、OpenAIの公式イベントページやSNSをフォローしておくと次回の応募機会を把握しやすくなります。
過去のDevDayで発表されてきたこと
2026年に何が発表されるかを予想する前に、過去3回のDevDayで実際に発表された内容を振り返ります。DevDayは新モデルや新APIが集中的に発表される場として定着しており、毎回その年のOpenAIの技術的な方向性が示されてきました。
| 開催年 | 主な発表内容 |
|---|---|
| 2023年 | GPT-4 Turbo、GPTs(カスタムChatGPT)、Assistants API |
| 2024年 | Realtime API、o1シリーズ関連の発表 |
| 2025年 | GPT-5 Pro、Sora 2のAPI公開、Apps SDK、AgentKit、ハードウェア構想の言及 |
特に2025年のDevDayでは、ChatGPTを単なる対話ツールから「アプリが動くプラットフォーム」へ拡張するApps SDKの発表が大きな注目を集めました。また、開発者がAIエージェントを構築しやすくするAgentKitの発表もあり、API全体の処理能力が2023年比で大幅に拡大していることも示されています。DevDayは毎回、単発の新機能発表ではなく、その後1年間の開発者向けロードマップの起点になっている点が特徴です。
2026年のDevDayで予想される発表内容
2026年9月時点で、OpenAIは具体的な発表内容を公式には明らかにしていません。以下はあくまで海外メディアの報道・観測にもとづく予想であり、確定情報ではない点を前提に整理します。
海外メディアの報道では、Anthropicが提供している「Managed Agents(マネージド・エージェント)」に類似した、OpenAI版のマネージド・エージェント機能が2026年DevDayで発表される可能性が指摘されています。これは、開発者が自前でエージェントの実行環境を管理せずに、OpenAI側がホストするサンドボックス環境でエージェントを動かせるようにする構想とされ、企業向けの需要を意識したものと見られています。
また、過去の傾向から、Codexエコシステムの強化や、マルチモーダルワークフロー向けの新ツール、既存モデルファミリーの改良版なども話題に挙がっていますが、これらは観測記事レベルの推測であり、モデル名や機能名が公式に紐づけられたものではありません。OpenAI自身も「GPT-5.7」や「GPT-6 Astraの後継モデルがDevDay 2026で発表される」という公式な根拠は現時点でないと明言している点には注意が必要です。9月3日に発表されたGPT-6 Astraは、OpenAI初の「重大サイバー」セーフガード基準に達したモデルとされており、DevDayではこのAstra関連のツール群がさらに拡充される可能性はありますが、これも現時点では推測の域です。
関連記事:OpenAI・GPT-6 Astra関連の深掘り
OpenAI関連のテーマについては、これまでも複数の切り口で取り上げています。GPT-6 Astraの性能や料金についてはClaude Opus 5・Gemini 3.1 Proとの比較記事「GPT-6 Astra・Claude Opus 5・Gemini 3.1 Pro徹底比較」で詳しく解説しています。また、DevDay 2026での注目候補である「マネージド・エージェント」に近い発想を先取りした「OpenAIの「Agents API」とは?Codexとの違い・料金・MCP対応」も参考になります。ChatGPT Proの上位プラン新規受付が停止された経緯については「ChatGPT Pro(20x)が新規契約停止、GPT-6 Astra需要急増の理由」でまとめていますので、あわせてご覧ください。
まとめ
OpenAI DevDay 2026は、2026年9月29日に米サンフランシスコのフォートメイソンで開催されます。現地参加チケットの申し込みはすでに終了していますが、オープニングキーノートは無料でライブ配信されるため、誰でも視聴登録が可能です。今年は初めて、東京を含む世界8都市でサテライトイベント「DevDay Exchange」が開催される点も大きな変化で、東京開催は10月20日を予定しています。過去のDevDayではGPT-4 Turbo、Realtime API、GPT-5 Pro・Apps SDK・AgentKitなど、その年のOpenAIの方向性を示す発表が続いており、2026年もマネージド・エージェント機能などが観測情報として挙がっていますが、確定情報ではありません。開催直前にはOpenAI公式サイトで詳細が更新される見込みのため、視聴登録を済ませたうえで続報を確認しておくとよいでしょう。
参考サイト・引用元
- Announcing OpenAI DevDay 2026(OpenAI公式)
- OpenAI DevDay 2026 公式イベントページ(日程・FAQ・タイムテーブル)
- OpenAI DevDay Exchange 2026 公式イベントページ
- 「OpenAI DevDay Exchange 2026」10月20日に東京で開催(gihyo.jp)
- OpenAI Takes DevDay 2026 Global With 8-City Developer Tour(AlphaSignal)
- OpenAI prepares managed agents for DevDay 2026(TestingCatalog)
- OpenAI DevDay 2025: GPT-5 Pro, Sora 2 & Platform Updates(IntuitionLabs)

