久しぶりにSQL Serverを触っているため、タイトルの内容について聞いてみました。
bcpユーティリティを使用する
bcpはバルクコピーユーティリティとして知られており、コマンドラインから大量のデータをSQL Serverにインポート/エクスポートする際に役立ちます。
手順
- コマンドプロンプトを開きます。
- 以下のコマンドを実行します。適切な情報に置き換えてください。
bcp YourDatabaseName.dbo.YourTableName in C:\path\to\import.csv -c -t, -S YourSqlServerName -U YourUsername -P YourPassword
ここでの主なオプションの意味:
-c
: 文字データをASCIIとして扱います。-t,
: フィールドの区切り文字としてカンマを使用します(CSVのため)。-S
: 接続先のサーバー名。-U
: SQL Serverのユーザー名。-P
: パスワード。
SQL Server Management Studio (SSMS) を使用する
SSMSはグラフィカルなインターフェイスを持つツールで、SQL Serverの管理やデータベース操作を容易に行えます。
手順
- SSMSを開き、目的のSQL Serverに接続します。
- Object Explorerで、インポートしたいデータベースを右クリックします。
- “Tasks” > “Import Data…” を選択します。
- ウィザードが開始されるので、”Flat File Source” をデータソースとして選択し、
import.csv
へのパスを指定します。 - カラムの区切り文字やテキストの識別子など、必要に応じて詳細設定を行います。
- 対象テーブルを選択し、必要に応じてマッピングを調整します。
- ウィザードの指示に従って操作を完了します。
これで、クライアント側のimport.csv
ファイルがサーバー上のSQL Serverにインポートされます。
この2つの方法のうち、bcpはコマンドラインを好む方や自動化が必要な場合に向いています。一方、SSMSはグラフィカルな操作が可能なため、初心者やビジュアルな操作を好む方にとってはアプローチしやすい方法となります。