スポンサーリンク

【Streamlit】太字を表示する方法

記事内に広告が含まれています。

StreamlitはPythonで簡単にWebアプリケーションを開発できるフレームワークです。

データの可視化やインタラクティブな要素を手軽に追加できるのが特徴です。

本記事では、Streamlitでテキストを太字にする方法をまとめます。

スポンサーリンク

st.markdown を使用する方法

Streamlitでは st.markdown を使用すると、Markdown形式でテキストを装飾できます。

太字を表現するには ** または __ を使います。

コード例
import streamlit as st

st.markdown("**このテキストは太字です**")
st.markdown("__このテキストも太字です__")
出力結果
スポンサーリンク

st.write を使用する方法

st.write もMarkdownを解釈するため、同様に **__ を使って太字を表示できます。

コード例
import streamlit as st

st.write("**このテキストは太字です**")
st.write("__このテキストも太字です__")

st.markdown との違いは、 st.write は通常の文字列をそのまま表示できる点です。

HTML を使って装飾する方法

st.markdownunsafe_allow_html=True を有効にすると、HTMLタグを使用してテキストの装飾ができます。

コード例
import streamlit as st

st.markdown("<b>このテキストは太字です</b>", unsafe_allow_html=True)
注意点

unsafe_allow_html=True を使用すると、HTMLの一部が適用されますが、セキュリティ上の制限があるため、JavaScriptなどは使用できません。

st.write を使ったカスタムスタイル

HTMLを使用してカスタムCSSを適用することで、より自由に装飾できます。

コード例
import streamlit as st

st.markdown(
    """
    <style>
    .bold-text {
        font-weight: bold;
        color: red;
    }
    </style>
    """,
    unsafe_allow_html=True
)

st.markdown('<p class="bold-text">このテキストは赤色の太字です</p>', unsafe_allow_html=True)
出力結果

st.html を使う方法(新機能)

Streamlitのバージョン1.30以降では st.html が利用可能になり、より安全にHTMLを埋め込めるようになりました。

コード例
import streamlit as st

st.html('<b>このテキストは太字です</b>')

この方法では unsafe_allow_html=True を使わずにHTMLを安全に埋め込むことができます。

まとめ

Streamlitでテキストを太字にする方法は以下の通りです。

方法コード例
st.markdown("**太字**")Markdownの**__ を使用
st.write("**太字**")st.write でMarkdownを解釈
st.markdown("<b>太字</b>", unsafe_allow_html=True)HTMLを使う方法(非推奨)
st.markdown + CSSカスタムCSSを適用
st.html('<b>太字</b>')st.html を使う(バージョン1.30以降)

それぞれの方法を使い分けることで、より柔軟にテキストを装飾できます。

スポンサーリンク
PythonStreamlit
著者SNS
タイトルとURLをコピーしました