スポンサーリンク

【書籍】実践的!AWSへのデプロイまでわかる本『Python サーバレスアプリ開発入門』

記事内に広告が含まれています。

業務効率化や作業自動化ためにアプリ開発の方法を書籍やネットで学んだものの「作成したアプリをどうやって実行させればいい?」となることはないでしょうか。

個人で利用するのであればPCでよいのですが、チームでアプリを共有したい場合や定期自動実行で処理結果の共有まで行いたいこともあると思います。

そこまで学べる書籍を探し、本田崇智著『Python サーバレスアプリ開発入門』を見つけました。

本書の内容に従って実装してみたところ、作成したPythonアプリをAmazon Web Services(AWS)上でサーバレスアプリとして動作させるまでの方法を学ぶことができました。

スポンサーリンク

内容

以下3つのアプリを作成し、AWSへサーバーレスアプリとしてデプロイ(展開)するという内容です。

  • PythonのWebアプリケーションフレームワークであるFlaskを用いたブログアプリ
  • ブログ投稿数をカウントして、自動でGoogleスプレッドシートへ記載するアプリ
  • ブログ投稿数をSlackへの自動通知を行うアプリ

サーバレスとは、サーバを意識せずに利用できるサービスを活用した構成のことで、サーバの環境構築が不要というメリットがあります。

サーバレスアプリを実装するため、AWSのDynamoDB、Lambda、API Gatewayというサービスを利用します。本書の内容であれば、どのサービスも無料枠の範囲で使用します。

Lambdaはイベントの発生に応じてプログラムを実行する環境を提供するサービスで、Lambdaを使用することでサーバレスアプリを実現できます。

一通り手を動かして実装することで、AWSを活用したサーバレスでのWebアプリケーション構築、バッチ処理実装の基本的な方法を学ぶことができます。

スポンサーリンク

よかった点

デプロイ方法が学べる

アプリを実際に使えるようにデプロイ、公開する方法まで記載されていない書籍も多いですが、本書ではAWS上で動かすところまでを学ぶことができます

社内などの限られた範囲にせよ、WEBアプリなら、公開してたくさんの方にブラウザ経由で利用してほしいですよね。

コード内容の説明が丁寧

Flaskの基本的な使い方が学べますし、各コードの内容の説明が丁寧だと思いました。入門と言いつつ不親切な書籍も多いですが、本書は一つ一つの処理の意味が細かく記載されており、ネットで周辺情報も調べながら読み進めると理解が深まるかと思います。

内容が実践的

データを集計して、自動で記録するという内容は、実業務で活かせる場面が多々あると思います。

クイックにアプリを実装して公開するためには、サーバレスの実行環境は有用ですので、その点でも実践的な内容であると思いました。

Flaskは軽量フレームワークでシンプルで使いやすいですが、より多くのパッケージが提供されているDjangoも学んでみたく、こちらの書籍にも取り組んでみようかと思います。

タイトルとURLをコピーしました