環境変数の一覧を取得するPowerShellスクリプトをメモしておきます。
PowerShellスクリプト
# 環境変数の一覧を取得するスクリプト
Get-ChildItem -Path Env: | ForEach-Object {
[PSCustomObject]@{
Name = $_.Name
Value = $_.Value
}
} | Format-Table -AutoSize
解説
- Get-ChildItem -Path Env
Get-ChildItem
は、指定したパスの内容を一覧表示するコマンドです。-Path Env:
を指定することで、環境変数の一覧を取得します。Env:
は、環境変数を表すPowerShellのドライブ名です。
- ForEach-Object { … }
ForEach-Object
は、パイプラインに渡された各オブジェクトに対して処理を行うためのコマンドです。{ ... }
内のスクリプトブロックが、各環境変数オブジェクトに対して実行されます。
- [PSCustomObject]@{ Name = $.Name; Value = $.Value }
[PSCustomObject]
は、カスタムオブジェクトを作成するための型です。@{ Name = $_.Name; Value = $_.Value }
は、ハッシュテーブルを使って新しいオブジェクトを作成しています。Name
プロパティには環境変数の名前を、Value
プロパティには環境変数の値を設定しています。$_
は、パイプラインから渡される現在のオブジェクトを参照します。
- Format-Table -AutoSize
Format-Table
は、オブジェクトを表形式で表示するためのコマンドです。-AutoSize
オプションを付けることで、列幅を自動調整し、見やすい形式で表示します。
このスクリプトを実行することで、システム内のすべての環境変数の名前と値が表形式で表示されます。