生成AIコーディングツール「OpenAI Codex」で、2026年9月26日朝(日本時間)に障害が発生しました。本記事では、発生時刻や影響範囲、原因、そして今回の障害を受けて実施される使用量リセットの内容を、公式情報をもとに整理してお伝えします。
結論:Codexは約1時間で復旧、有料ユーザーは使用量がリセットされる
結論から言うと、Codexの障害はすでに復旧しています。OpenAIの公式ステータスページによれば、障害の発生は協定世界時(UTC)2026年9月25日22時58分(日本時間9月26日午前7時58分)で、日本のITメディアの報道では午前8時54分ごろに復旧したとされています。障害時間はおよそ1時間弱でした。
また、今回の障害の影響を受けた有料ユーザーに対しては、OpenAIが使用量の上限(クォータ)をリセットする対応を発表しています。普段Codexの利用回数制限に達してしまっている方にとっては、実質的な利用枠の「おまけ」が得られる形になります。
何が起きたのか:発生の経緯
OpenAIの公式ステータスページ(status.openai.com)に掲載されたインシデント記録によると、障害は次のように推移しました。
- 発生確認:UTC 2026年9月25日22時58分(日本時間26日7時58分ごろ)
- 原因調査:OpenAIは「内部の問題(internal issue)を特定し、対応策に向けて動いている」とステータスページ上で報告
- 復旧:日本のITメディアの報道では、日本時間8時54分ごろに復旧したと伝えられています
障害発生から復旧まで、およそ1時間弱という比較的短時間での対応でした。
影響範囲:Web版・API・CLI・VS Code拡張のすべてが利用不可に
今回の障害では、Codexが提供する主要な利用手段がほぼすべて影響を受けました。OpenAIの公式ステータスページで「影響あり」とされたコンポーネントは以下の4つです。
- Codex Web(ブラウザ版)
- Codex API
- Codex CLI(コマンドラインツール)
- VS Code拡張機能
つまり、ブラウザから使う場合もAPI経由で自社サービスに組み込んでいる場合も、VS Code上でCodexを使って開発している場合も、いずれの利用方法でも一時的に利用できない状態になっていたことになります。一方で、ChatGPTなどOpenAIの他の主要サービスへの影響は確認されていません。障害はCodex固有のものだったとみられます。
障害発生中、OpenAIは「APIキーでログインすればアクセスできる場合がある」といった暫定的な回避策を案内していた時間帯もあったようですが、最終的には内部問題の特定と修正によって全面復旧しています。
原因は「内部の問題」、詳細は非公開
OpenAIは公式ステータスページ上で、原因について「内部の問題を特定した」とのみ説明しており、具体的な技術的原因(インフラ障害なのか、認証まわりの不具合なのか等)については、本記事執筆時点で詳細な公表はありません。SNS上では認証関連のエラーを示唆する報告も見られましたが、これはユーザー側の観測であり、OpenAIによる正式な原因説明ではない点にご注意ください。
使用量リセットの内容:対象と反映時期
今回の障害を受けて、OpenAIは有料プランでCodexを利用しているユーザーを対象に、使用量の上限をリセットする対応を発表しました。海外メディアの報道では、ChatGPT Workプランのユーザーも対象に含まれるとされています。
- 対象:Codexの有料ユーザー(ChatGPT Workなど上位プランのユーザーを含む)
- 内容:障害の影響で消費した使用量、または利用制限そのものをリセット
- 目的:障害によって作業が中断されたユーザーへの実質的な補填
使用量がいつ・どの程度リセットされるかについては、アカウントによって反映タイミングが異なる可能性があります。ご自身のダッシュボードで使用量表示が更新されているかを確認するのが確実です。
現在の状況を確認する方法
もし現時点でCodexが使えない、あるいは表示がおかしいと感じた場合は、以下の方法で最新状況を確認することをおすすめします。
- OpenAI公式ステータスページ(status.openai.com)で、Codexコンポーネントの稼働状況を確認する
- Codexアプリ内、またはOpenAIコミュニティフォーラムで同様の報告がないか確認する
- 数分〜十数分待ってから再度アクセスしてみる
障害はすでに解消されているとみられますが、生成AIサービスでは局所的・断続的な不具合が再発することもあるため、公式情報源での確認が確実です。
Codexとは何か(おさらい)
「Codex」は、OpenAIが提供するAIコーディングエージェントで、自然言語による指示からコードの生成・修正・実行までを行える点が特徴です。Web版、API、CLI、VS Code拡張など複数の形態で提供されており、Claude CodeやGitHub Copilot、Cursorといった競合ツールと並んで、AIを活用したソフトウェア開発の主要な選択肢のひとつとなっています。各ツールの違いについては、Claude Code・Cursor・GitHub Copilot・Codex徹底比較もあわせてご参照ください。
まとめ
2026年9月26日朝に発生したOpenAI Codexの障害は、Web版・API・CLI・VS Code拡張のすべてに影響が及ぶものでしたが、約1時間で復旧しました。OpenAIは原因を「内部の問題」とのみ説明していますが、有料ユーザーに対しては使用量のリセットという形で対応する方針を示しています。現在Codexを日常的に利用している方は、使用量表示の更新状況を確認しておくとよいでしょう。
