Streamlit で st.markdown
を使用して問合せメールアドレスを表示する方法を記載します。
サイドバーにメールアドレスを表示するため、st.sidebar
オブジェクトを使い、その中で st.markdown
メソッドを利用します。
メールアドレスには mailto:
リンクを使用して、ユーザーがクリックすると自動的にメール作成画面が開くように設定します。
以下のステップで処理を記述します。
- Streamlit ライブラリをインポートします。
st.sidebar.markdown
を使用してサイドバーに Markdown 形式のテキストを追加します。- メールアドレスに
mailto:
リンクを設定し、HTML タグを使用してリンクを作成します。 unsafe_allow_html=True
オプションを設定して、HTML コンテンツを安全にレンダリングできるようにします。
以下、コードです。
import streamlit as st
# メールアドレスを定義
email_address = "contact@example.com"
# サイドバーにメールアドレスのリンクを表示
st.sidebar.markdown(
f"問合せはこちらへ: <a href='mailto:{email_address}'>{email_address}</a>",
unsafe_allow_html=True
)
上記コードを Streamlit アプリに組み込むことで、サイドバーに問合せ用のメールアドレスがリンクとして表示されます。
ユーザーはこのリンクをクリックすると、登録されているデフォルトのメールクライアントが開き、自動的に問い合わせメールの作成が始まります。
ちなみに、サイドバーが狭いため、以下のように改行を行ってもよいと思います。
import streamlit as st
# メールアドレスを定義
email_address = "contact@example.com"
# サイドバーにメールアドレスのリンクを表示
st.sidebar.markdown(
f"問合せはこちらへ<br><a href='mailto:{email_address}'>{email_address}</a>",
unsafe_allow_html=True
)
あとは、操作マニュアルのリンクなんかも表示されていると便利かと思います。